みなさんの家に、使わなくなった専門書は余っていませんでしょうか?
受験勉強で使った参考書、大学の授業で使ったテキスト、資格試験を受けるための勉強で使った参考書、パソコン操作を習得するために使ったIT関係の参考書など、昔使っていたけど既に不要となった専門書を持っている人は多いかと思います。
こういった専門書、購入したときは結構高かったと思います。数千円のものから数万円のものまで、書籍の中では高額の部類に入りますね。
そのため、もし古本として売れるのなら、なるべく高く売りたいところです。しかし、ブックオフなどの一般的な古本買取ショップに持っていっても、大した金額にはなりません。
きっと、需要が限られているんでしょうね。いくら元値が高額な書籍であっても、欲しいと思う人が少なければ市場価値は下がり、古本買取ショップで売っても二束三文となってしまいます。
専門書はその世界に身を置く人でないと必要とされないため、一般的に考えると市場価値は低くなってしまうのは仕方ないと思います。
不要となった専門書をなるべく高く売るためにはどうすればいいか、いくつかの方法を比較検討してみた結果、専門書に特化した宅配買取サービスでの売却がベストという結論に達しました。
専門書の売却を検討している人は、ブックオフなどの一般的な古本買取ショップに持っていく前に、本サイトの内容を一読してみてください。
他の売り方ではダメなの?
古本の売却といえば、次のような方法を考える場合もあるかと思います。
- ブックオフなどの一般的な古本買取ショップ
- ネットの古本買取サービス
- ヤフオクやメルカリなどの個人売買
これらの方法で専門書を売却すると、次のようなデメリットが考えられます。
ブックオフなどのような一般的な古本買取ショップで売ってはダメなの?
いらなくなった本を売るとき、ブックオフや古本屋を使っている人は多いのではないでしょうか。多くの店舗があり、手軽に利用するには一番ですね。
一般的な古本買取ショップの場合、専門書はほとんど金額が付かないと考えておいた方がいいです。実際に査定をしてもらうと分かりますが、元値が高額な専門書であっても、買取金額は数百円とか、金額が付かない場合も多いです。
このようなショップでは買い取った本を他の人に販売することで利益を得ていますが、ターゲットは一般人となっています。
専門書はある意味ニッチなマーケットなので、欲しいと思っている人には魅力的であっても、そのような人が少ない状態では、商売として成り立たない訳です。
店舗運用の人件費も必要となるので、売れるかどうか分からない専門書は、二束三文でしか買い取ることができないのは、明確ですね。
ネットの古本買取サービスで売ってはダメなの?
ネットでも、古本買取サービスが多く見つかります。
店舗を持たないことで人件費などの費用削減ができて高額な買取りを期待したいところですが、残念ながら一般的な古本買取ショップと同じで、買取金額は低いです。
やはり、買い取った専門書を他の人に販売するルートがないと商売として成り立たないので、買い手が見つかる可能性が低い専門書となると、買取金額は期待できません。
ヤフオクやメルカリなどの個人売買で売ってはダメなの?
ヤフオクやメルカリなどの個人売買では、売り手側で価格設定が自由にできます。出品した専門書が欲しい人が現れれば、希望する金額で売却できる可能性が高まります。
問題は、売却までの労力でしょう。これらのサービスで個人売買をやったことのある人なら分かると思いますが、出品商品を写真に撮って説明文を書き、入札希望者からの質問に答えるなど、それなりに手間がかかります。
また、落札となった後、手数料や送料が差し引かれて、手元に残る金額が落札金額よりも少なくなることも考えておかなければなりません。
場合によっては、落札者がクレームをつけてきて、対応が必要となる場合もあるでしょう。
価格設定から顧客対応まで、一連の対応を自分でやりきる自信がない場合には、そこそこ大変であると認識しておいた方がいいです。
専門書に特化した買取サービスがベスト
上記から分かるように、専門書がほしいと思っている人がいて、需要があるところに売却しないと、高額買取は期待できないことが明確ですね。
実店舗でこのようなショップがないか探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。世界一の古書店街と呼ばれている神保町で隅々まで古本屋を探せば、見つかるかもしれませんが。
実際にそこまで労力をかけるのは無理でしょうから、他の方法を探してみたところ、専門書に特化した宅配買取サービスが、いくつか見つかりました。
その中から、ブックスドリームが運営しているサービス、「専門書アカデミー」を紹介したいと思います。
専門書アカデミーの特徴
専門書に特化した宅配買取サービスはいくつかありますが、専門書アカデミーは以下のような特徴があります。
多くの専門書が買取対象
買取できる商品は、以下のようなカテゴリーとなっており、多くの専門書が対象となっています。予備校のテキストや受験の過去問などは買い取ってもらえないことが多いのですが、このサービスでは買取対象となっています。
買取できる専門書のカテゴリー一覧
医学・薬学・看護学、物理・化学・数学・生物学、社会・政治・法律、科学・テクノロジー、人文・思想、ビジネス・経済、アート・建築・デザイン、コンピュータ・IT、歴史・地理、TOEIC・TOEFL・資格試験・就職試験、児童書・絵本・幼児語学・幼児教育、洋書、大学受験の参考書や問題集、赤本(過去問集)、大学受験予備校のテキストや教材、資格・就職・医師国家試験などの予備校テキスト・CD・DVD教材、語学教材、自己啓発教材
各カテゴリーごとにどのような専門書が対象となっているか、具体的な内容はホームページで詳細がまとめられています。
多くの専門書を買い取ってもらえそうですが、買取できるか不明な場合は、お問合せフォームから確認してみるのがいいと思います。
買取価格保証商品を2,000点以上公開
各カテゴリーごとに、高価買取の対象となっている専門書は、最低買取金額が公開されています。最低買取金額が付けられている専門書総数は、2,000点以上となっているとのことです。
需要の高い専門書は査定前に最低買取金額を把握することができますので、参考になります。
数千円から1万円超えのものまでありますので、買い取ってもらいたい専門書がある場合、ホームページで確認してみるのがいいと思います。
複数の買取価格アップ制度
なるべく高く買い取ってもらうために、以下のような制度があります。これらすべての条件が適用されると25%アップとなるので、積極的に使っていきたいところです。
- 査定結果自動承認:5%アップ
- ダンボール無料送付なし:10%アップ
- 基本査定金額5,000円以上:5%アップ
- 買取代金Amazonギフト券支払い:5%アップ
ダンボールなんかは簡単に見つけられますし、Amazonを使っている人は、現金ではなくAmazonギフト券での支払いにしたもらうといいですね。
また、5冊以上で送料と返品送料無料となりますので、できれば5冊集めて申し込むのがいいかと思います。
販売ルートを確保
買い取った専門書は、アマゾンマーケットプレイスやヤフオクで販売することで、流通ルートを確保しているみたいです。
一般の古本買取ショップと大きく異なるのは、ココでしょうね。買い取るだけだと商売として成り立ちませんが、販売ルートを持つことで実績を延ばしているとのことです。
ホームページでは具体的な買取実績が説明されていますし、Amazonマケプレアワードでの受賞経験もあるとのことで、専門書買取サービスとして軌道に乗った運営ができていると考えられます。
その結果、他のサービスと比べて、多くのカテゴリーの専門書を買取対象にできたり、高額買取ができているのだと思います。
阿波市での、専門書アカデミーの利用方法
阿波市で専門書を買い取ってもらうために専門書アカデミーを利用する場合、以下のような手順となります。詳細は、ホームページを確認してください。
Step1 買取申し込みフォームから申し込み
買い取ってもらいたい専門書を揃えたら、買取申し込みフォームから申し込みます。
集荷希望日、査定方法、支払い方法などを入力して申し込むと、申込み確認メールで詳細案内が届きます。
上記で説明したような買取価格アップ制度がありますので、条件に合うものはなるべく活用した方がいいですね。
Step2 商品の発送
買取申し込み後に送信されてくる「確認メールおよびの発送方法のご案内」に、発送時の注意点などが説明されています。
自動集荷サービスか、着払いでの集荷依頼で配送することになります。
専門書を買い取りしてもらうときには古物営業法に基づく本人確認が必要なので、運転免許証やパスポートなどのコピーを同封します。
Step3 査定結果の連絡と支払
申し込み時に「査定結果の自動承認」を選択した場合、商品到着後3営業日以内に買取代金が支払われます。
1点ごとに査定結果を希望する場合には、7~10日以内に連絡がもらえます。
査定金額に納得いかなかった場合には、返品(値段がついた商品の返品は無料)してもらえます。
少しでも高く売るためのコツ
買取価格を決めるときですが、発行年度や定価だけでなく、その参考書の人気(市場価値)を重視して査定しているとのことです。そのため、改定版が出ているような状態でも、古い版に需要がある場合には、買取価格が高くなることがあるらしいです。
しかし、古くなった専門書の場合、現在とは内容が異なっていたり、改訂版が出ていたりして、供給が需要を上回ってしまうものも多いとのこと。そうなってくると、買取価格は低くなってしまいます。
一般的には、比較的発行年度が新しいもの、経過年数が使用後5年以内程度となっているもの、年数が経過していても改訂版が出ていないもの、といったものが、高値で買い取りしてもらえる可能性が高いようです。
そのため、もう使わないので不要だと思った専門書がある場合、なるべく早いタイミングで売却すると、少しでも高く売ることができると思います。
宅配買取だと手続きも簡単ですので、思い立ったときに申し込んでみるといいですね。
買い取りしてもらえないもの
以下のような専門書は、買取できない商品となっています。
他の買取サービスでも同様ですが、使用感が著しかったり、古い試験用参考書など、需要が見込まれないものは売却できないようですね。
- 書き込みが全体にわたっているもの、書き込みの多い書籍
- 使用感・傷み・曲がり癖・汚れの著しい書籍
- CDや付属冊子・解答など付属品に欠品がある書籍
- 百科事典
- 小・中・高の教科書
- 使用後2年以内が経過した就職試験・公務員試験の参考書
- TAC・LEC・大原・東京アカデミーの予備校テキスト・教材で2016年合格目標以前のもの
- 古い法律関係書籍
- ISBNコードのない古い市販書籍
- バーコードやISBNのない雑誌(学会誌)
- 発行後10年以上経過した雑誌
- 系統看護学講座の教科書
買い取ってもらえるかどうかよくわからなないときには、フリーダイヤルの電話やお問合せフォームで、質問してみるのがいいと思います。
査定した結果、金額が付かなかった場合ですが、特に指定しなければ廃棄となっています。もし返却を希望する場合には、送料負担で対応してくれるとのことです。